脳血管疾患とは、脳卒中に代表される疾患の総称で、脳に分布している血管が破れたり、血栓によって詰まったりすることで発症します。
脳細胞も障害を受ける疾患であり、日本人の死因としては脳梗塞や脳出血が大半を占めます。
脳血管疾患は日本人の死因第4位に位置しています。
これらをCTより優れた確率で検査できるのが脳ドックなのです。
人間ドックより専門的に脳についての検査を実施しています。
日本人の死因の上位で患者数も増え続ける「脳卒中」。
その多くが前ぶれもなく突然発症します。
日常の自己管理はもちろん、定期的な検診による早期発見・早期治療が何よりも大切です。
脳ドックは、設備、検査項目、発見された異常への対応など、検査結果に応じて、専門医がその時点で最適と考えられる対策の提案やアドバイスをいたします。
頭部MRI検査は、脳組織全体の異常を検出する検査で、組織内の水素原子を強力な磁力によって刺激、振動させ、そのデータを元に今現在の病態を画像化するものです。被ばくがないだけでなく、水分が多い組織である脳血管や脳組織を描出する点においてCT検査よりも優れています。
頭部MRA検査とは、脳全体に張り巡らされている血管だけを描出することができ、脳血管の異常を検出することに特化した検査です。脳血管疾患、特にくも膜下出血の原因となる脳動脈瘤のスクリーニングとして行われ、造影剤を使わずに検査することが出来ます。
●休診日:木曜(第2木曜 午後)/土曜(午後)/日曜・祝日